【8】不良品返送…その時に御注意頂く事

深くじっくりと、そして絶え間なく行うワインのチェック

   不良品に出会った時、…
      Tasting a0t Home...Deeply,Deliberately


不良品に遭遇されたお客様に、どのように品質を確保しご返送頂くか…
は、それを受け止め、確認する側にとって重大です。
お手数をおかけし恐縮ではございますが、
以下をお守り下さいますようお願い致します。

1.2/3以上を残して下さい。
  それ以上は消費・廃棄しないで下さい。


 空間が多いと酸化が進み易くなる上に、運送中に
 液体が暴れ、状態が大きく変わり易くなります。
 1/2以下の残量となった場合は、グラス4杯以上の
 消費であり、クレームとしてはお受けできません。


2.そのワインに使われていたコルクで速やかに栓をして下さい。

 コルクは、ワインの重要な一部です。
 
逆に差し込めば、普通は入り、栓ができます。
 
もし、そのコルクで栓として密閉できない場合は、
 違う栓を使って封をし、使われていたコルクを必ず添付下さい。
 なお、御注意頂きたいのは、頭封を解いた時の、
コルク上にあるカビです。
 このカビは良好な貯蔵状態を示すもので不良ではありません。

 ワイン本体が不良で、コルク上にカビがある場合は、
 カビを洗い流し拭き取ってから打栓して下さい。



←このコルク、縦に繊維が通り、
液漏れをおこした不良。
外側まで液が漏れていた痕が頭面に残っている。
コルクによる不良が即断できる。



3.メールですぐに連絡下さい。
   そしてできるだけ早く(抜栓後3日以内)着払いにてご返送下さい。
   夏期(5月1日〜9月30日)はクール便を使って下さい。

返送されたものはテイスティング致します。 できるだけ
コンディションを維持して 手にしたいので、クール便利用をお願いします。


私は日数の経過によって、個々のワインがどの程度で傷んでいくか
…というデータを持っております。
抜栓後何日目か…という情報を頂ければ、そのコンディションを考察できます。


なお、以下の場合は、クレームの対象から外させて頂きますので御了承下さい。
 ・
抜栓後、5日以上経ったもの(判別不能になりますので…)
 ・
お買い上げ後、1ヶ月以上経ったもの
   ワインの場合、貯蔵の良否で寿命は左右されます。
   夏期は、7日と区切らせて頂きます。
   また、ワインによってこれらの期間の延長・短縮を考慮する
   必要がありますので、一応の目安と御理解下さい。

不良品を少しでも減らす為に、御理解下さいますよう、よろしくお願い致します。

←品質管理【7】  ↑品質管理トップ↑  品質管理【1】(最初のページ)→