[11]「えぇのん」Part2

ベルンハルト・フーバー醸造所のビーネンベルク畑以外の特級畑は、ヘックリンガー・シュロスベルクだけではなかった。

さらに次に届けられたのが、ボムバッハ村のゾンマーハルデ畑。

 

ここは[11]シュロスベルク畑のような白い石灰ではなく、また、全くもって赤い石灰でもない。
微妙に赤い貝殻石灰層で総面積は40haある。

そのうち、2.15haを所有、すべてがグローセス・ゲヴェックスの指定を受けた特級畑。
きっちりと南東向きである。

土壌の特性を見極めて、
シュペートブルクンダー80%
ヴァイサーブルクンダー10%
ゲヴィルツトラミナー10%
を植えている。
斜度は25〜50度ある。

標高240m〜300mでフーバー醸造所の畑の中では一番高く、冷たい北風からは守られるものの
東のシュヴァルツバルトからの吹き下ろしの風を受け、フーバー醸造所の特級の中では、最も冷涼な特徴が出るようになる。

ハンギングの時間も長く、みずみずしいミネラル感が出る…
と表現している。







 ボムバッヒャー ゾンマーハルデ
 [R](レゼルヴェ)
 シュペートブルグンダー赤
 QbA トロッケン



収量は、なんと30hL/haまで絞り込んでいる。
生産量はやはり300箱余り、超高品質は言うまでもなく、希少性が強く、ドイツ国内でも入手が難しいワイン。
私自身もまだ飲めてない。
憧れを抱きながら、できれば早く飲みたい銘柄なのだ。


       [To Be Continued...]


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