［16］来た！

昼食の尾道ラーメンをススっている12時10分頃に、外に来ているのを母親が見つけて「外人さんが来てるよ！」
と私に伝えた。

え！もう来たの！？
３時からのセミナーだから、もう少し後かと思ってた…
と、慌てて店へ飛び出すと、そこには、木訥としながらも愛想はさほど悪くない、写真通りの人物が立っていた。

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握手・そして名刺の交換。

早速、２００８年版のゴーミヨを差し出し、ヴィンツァー・ダス・ヤーレス（ワインメーカー・オブ・ジ・イヤー）のページに載っている、彼の写真にサインをして貰った。

今、ドイツというよりも世界の頂点の一つとなった男だが、控え目で、柔らかい、非常に素朴な印象の人物だ。その調和を重んじる彼のサインがこれ。

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ワインの味構成と同じく、巧みで微妙なレイアウト。
時の人になって超引っ張りだこの売れっ子となっても我々の思いに感じてて、こんな田舎のワイン屋へ
わざわざ足を運んでくれる…
来てくれるだけでなく、２時間以上の余裕を持って登場するその行動。

　手軽な
　》ユンゲレーベン《
　ハーフボトル

こんな人物が育てるからこそ、シュペートブルクンダーは、最高の力を発揮するのに違いない。

　　　　　　　[To Be Continued...]