[57]葡萄の樹3本のオーナー その2

「葡萄の樹3本のオーナー」(6月締切で支払い、翌年晩秋にお届け)で、
フーバー醸造所から届くのは、ヴァイサーブルクンダーの白。
同醸造所は定番として、この品種のワインを出荷している






と言うよりも、白の辛口のベーシック・ラインとして、
ヴァイサーブルクンダーがあるから、
別に、これを買っても良いじゃない…
って気分になる方もいらっしゃるだろう。
現時点で、このワインは、税込み3990円。→



一方、葡萄の樹3本のオーナーの場合は、
(何本かは未定だが)5本が来るとすれば、
一本当たりが3150円になり、実はかなり割安!

でも、それよりも重要な点がある。
通常出荷のヴァイサーブルクンダーと比べて、
凄く味が良いのだ。
いや、これは、外観が酷似していても別物だ。

違うのは、写真の小さなタンクに加えて、
専用の小樽を二個使うことによって、
樽貯蔵の深みとまろやかさが出ていること。
ほとんどフィルタリングを行わないからか、
味わいの成分が多く感じる。

時間を空けて飲むと、外観に惑わされ、
また、通常のヴァイサーブルクンダーの
品質も極めて良いので分かり難いのが、
輸入業者の試飲会では、通常出荷物と共に、
2ヴィンテージの物が並べられ、
比較試飲ができ、明白だった。

きめ細やかで密、滑らかで舌触りが良い。
旨みも多いのだが、わざとらしいものではなく、
繊細で微妙な造りで、緻密さと滑らかさをグレードアップさせた感。


12番ヴァイサーブルクンダー。3番2007年、4番2003年葡萄の樹オーナーワイン。

6月締切、総額は15750円と大きいが、
内容は大げさでなく1本当たりが5千円級の味。
先払いの見返りか、コスパが凄く良い。

届け場所は一箇所しか指定できないが、数人で分け合うも良し、
レストランなどでも、購入する価値は十分にあるだろう。

届く時期は、翌年晩秋。
新酒で巷が沸き返る頃。
造るのに一年間を費やさねばならないこのワインこそ、
最も遅く手元に届く、ホンモノの新酒…と言っていいだろう。



|<<前へ | 次へ>> | 一覧 |



Copyright (C) 2000 Net Contents, Vin LePin Kurashiki S.A.R.L.