商売をやってたら、不本意ながらも仕入れを強要される場合がある。
適当な謳い文句を付けて、販売するのも商売だろうが、
どうしても道義的にできない。
飲んでみて美味しければ、そう言うし、
不味かったら、多分売れ残る結果となるだろう。
それが分かっていても、美辞麗句を並べ立てる事は
どうしてもできないのだ。
だから、今回、試飲に参列させた。
結果としては、比較的良好。
無難にまとめたネゴシアン・ボージョレーだという感じがした。
カンソン社のものよりはフィニッシュの締まりが僅かにある。
が、一般的な品質から突出する事はなかった。
ボージョレー・ヌーヴォー パトリアッシュ [2006]
2,100円 (税込)
でも、今年の気候は、明らかに昨年よりは悪いハズなのに、
ネゴシアン物のヌーヴォーは、不思議にも
色も味も濃くなっているような…
そんな気がしてならない。
良い方にハズれるのだから構わないが、
ボージョレ・ヌーヴォーにとって天候とは一体何なんだろう…
とさらに考えさせられた一本。
[品 質→ 普通 ●良い 優良 秀逸 最高]
[質:価→ 普通 良い ●優良 秀逸 最高]
[To Be Continued…]