ボージョレ地区の中にも“サンジュリアン”という村があるらしい。
それは、最高の10村のブルイィ村の隣…という事だから、
当然ながら、ボージョレ・ヴィラージュの範囲内に含まれる。
そのサンジュリアン村で1860年時から代々ワイン造りを行っているのが
このシャトー・マラドレである。
所有面積は18haのうち10haをヌーヴォーにまわすが、
30~50年樹齢という古木ばかりの畑であり、
土壌の表層部が砂、下層部が花崗岩で水はけ良く、
繊細で美しいスタイルのボージョレに仕上がる。
何よりも収穫量制限が厳しく、他の蔵元の7割弱の
35hL/haしか収穫しないので、深い味わいになる。
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー
Ch.マラドレ[2006]
2,352円 (税込)
色彩的には、紫がかりながらも紅が強い感じの赤、
同じく「味が深い」と言っても一つ前のリュエとは
違った繊細さが楽しめた。
フレッシュかつ可愛らしさがあり、バランスも良し。
価格的に安価に仕上がったので、試飲会当日で
完売となってしまった。
[品 質→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高]
[質:価→ 普通 良い 優良 秀逸 ●最高]
[To Be Continued…]