20年以上前、「白のボージョレ・ヌーヴォーを出せ!」
と良く言われたのを思い出す。
当時は赤はまだ一般的ではなかったし、
ボージョレ・ブラン(現在はサンヴェランに)があったから余計に混乱した。
このカーヴ・プリッセのマコン・ヌーヴォーに対しては、
私は、ピリピリした新鮮さを期待している。
ヌーヴォーも特に白だからフレッシュさが暴れる程でも良い…
と思っているからだ。
マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー 【白】
カーヴ・プリッセ [2006]
2,142円(税込)
しかし、セラーからすぐに運び出した(12℃)からか、
結構、滑らか系。
フルーティーすぎず、適度なボディがまとまり、
少し温度が上がれば、わずかのまったり感さえ出てきた。
もちろん、新酒のフレッシュさはあるが、
覚悟した微発泡などはなく、非常にお行儀の良いマコン。
栽培面積350haと広大、粘土石灰質の土壌に
平均樹齢15年・収量60hL/haと
取り立ててセールス・トークに使えるようなスペックはない。
しかし、これはなかなかの上出来ワイン。
まとまりの良さは、上級のマコンとも張り合えそうな美味しさ。
[品 質→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高]
[質:価→ 普通 良い 優良 秀逸 ●最高]
[To Be Continued…]