イタリアのマルケ州で、1871年より四代に渡って
ワイン造りを行ってきたのがガロフォッリ社。
現在は、年産200万本…と聞けばマスプロ的な印象を
抱いてしまうが、間違いなく品質重視。
白はヴェルデッキオ・ディ・カステッリ・イエージ(DOC)、
赤はロッソ・コーネロ(2004年DOCGに昇格)を造り、
その品質重視の姿勢は、飲めばすぐに分かるハイレベル。
ガンベロ・ロッソでもしばしば最高位=3ッグラスを得るので、
目が離せない蔵元。
赤:ロッソ・コーネロの原料葡萄=モンテプルチアーノの
今年の収穫を使って造った新酒がこのティニ・マルケ・ロッソ。
“ティニ”とは、ラベルにも描かれている、上方解放式の樽を
意味するマルケの方言で、土地の持ち味を生かした造り。
ノヴェッロ・ティニ・マルケ
ガロフォッリ社[2006]
2,184円(税込)
グラスに注げば、新酒ながらも有無を言わせぬ濃く深い色合い。
やはりイタリアは濃い。
香はワイルドベリーやチェリーなどの香が華やかに立ち上がる。
味わいはフレッシュ、果実味も充分で相応の飲み応えもある。
通常のイタリア・ワインの赤よりも低め(15℃程度)から
飲み始めるのが良さそう。
[品 質→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高]
[質:価→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高]
[To Be Continued…]