ユンゲレーベンの次に飲むのは、当然ながら、
2.「マルターディンガー」の表記があるワインになる。
1.ユンゲ・レーベン —- ブルゴーニュ・ルージュ
2.マルターディンガー —- ブルゴーニュ村名ワイン
3.アルテ・レーベン —- プルミエ・クリュ
4.”R” レゼルヴェ —- グラン・クリュ
これが対応するのは、ブルゴーニュ村名品。
具体的に言えば、ニュィ・サンジョルジュやヴォーヌ・ロマネ、
そしてジュヴレィ・シャンベルタンという事になる。
現在ではそれを意識するかのように
『マルターディンガー』
という村名のみの表記に変わっている。
ピノノワールのワインとしては、最も古くも伝統的、
13世紀に世界最高の品質を誇ったその名前が誇らしげに感じる。
何百年もの時を経てベルンハルトの手によって蘇らされた宝は
類い希な輝きを放つ。
フーバー マルターディンガー シュペートブルクンダー Q.b.A. トロッケン750ml
その造りは樹齢12~20年のピノノワール。
貯蔵樽は、2~3回使用の古樽で12ヶ月を費やす。
このグレードが最も天候の影響を受け易いように私は感じている。
時として膨らみ、時としてシャープな表情を見せた事もあったから。
その相違こそが、テロワールを忠実に
表現できていること…の証に違いない。