06-0425ロバート・パーカー ブルゴーニュ~傑出した造り手! ミッシェル・ニーロン[6]特級の名

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ニーロンは、シャサーニュ・モンラッシェの村名ワイン、
そして前に御紹介したいくつかの1級畑に加え、
特級畑を2つ所有しています。

この特級畑たちの名前は、似通っている上に複雑で、
真っ向勝負だと覚え難くて困りました。

が、京都の通り名の数え歌のような
印象づけ?…と思えるほどの、
チョィとしたストーリーがありますので、
今回は、やや下品かも知れませんがそのお話をどうぞ。

同じモンラッシェと名がつく二つの村=
北のピュリニィ、南のシャサーニュ。
その二つにまたがる特級畑は、[1]「モンラッシェ」です。
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が、その東側に同様に2村にまたがる
[3]「バタール・モンラッシェ」こそが話の主役。
バタールとは私生児・庶子…という意味です。

さて、両村の最も北にある特級畑=[2]シュヴァリエですが
これは騎士の意味であり、この辺りの領主様、
権力を持った男と考えて良いでしょう。

1級畑[A]レ・カイユレのかつての名前は”Domoiselle”
すなわち未婚女性。
その東隣[B]レ・ピュセルとの間の道を歩いている時、
領主様は急に欲情したというのです。
こちらの畑名の意味は「処女」。

で、[3]バタール=「私生児」が生まれる事になります。
騎士である領主様には嫡子が居たのですが戦死した為、
この庶子を跡継ぎにする事にしたのです。

それを知った村人達が、
[4]ビアンビニュー=「歓迎!」と叫び回りました。
その騒ぎに、当の赤ちゃんは驚き
[5]クリオ=「おぎゃぁ!」と泣いた…
というものです。

出来すぎたストーリーではありますが、
両モンラッシェ村の特級の名前を、位置も合わせて
覚え易いかな…と思います。

鋼のような白、世界最高のシャルドネを産み出す村々、
そのモンラッシェの語源さえ、「禿げ山」いう事ですから
憧れの産地に夢ばかり見てしまう我々の妄想を
現実のシビアな世界に引き戻す効果もあるかも知れません。

ミッシェル・ニーロンは、
シュヴァリエ・モンラッシェを0.2haと、
バタール・モンラッシェを僅か0.12ha所有しています。

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バタール・モンラッシェ
グラン・クリュ [2004]

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シュヴァリエ・モンラッシェ
グラン・クリュ [2004]

これこそは、幻の白。
生産量はロマネ・コンティよりも少なく、
究極のシャルドネを楽しめる芸術品。

信用できる店(コンディションさえ良ければ)で売ってたら、
少々高くても絶対に買い!のワインです。

ミッシェル・ニーロン6本+1本セット【関東~九州送料無料】
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