06-0821スカリ シェリー ハーフ瓶 ボデガ・マタドール(テルモ・ロドリゲス) セレブ向70年物シェリー

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ハーフ瓶(375ml)であるこのシェリーの定価(10,070)円を聞いてまずビックリ!
70年物の樽をブレンド…という謳い文句をイブカりながら飲んでさらに驚き2倍!

これは…ウマい!

きっと二次対戦の音をボデガの外に聞きながら、
薄暗くひんやりとした空気の中で、
時の流れを重ねてきたのでしょう。

味はあくまでマイルドかつ滑らか。
若いシェリーの尖った印象はありません。
艶のある舌触りも嬉しいのですが、
小さな瓶から湧き出る香が部屋を満たします。

アーモンドやナッツ、バナナやリンゴなどの
フルーツ香が溢れて止まりません。
次の日の朝まで消えない香と味の凝集体、
その詰め込まれたものへの対価として、
この価格が高過ぎない事を実感できました。

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スカリ シェリー 375ml
ボデガ・マタドール

造り手は「ボデガ・マタドール」(Bodega matador)と称する醸造所です。

「マタドール」は、言うまでもなく闘牛士の事ですが、
スペインでは有名な、メンバー制の雑誌の名でもあります。
それは、セレブである上に、意識の高い
ライフスタイルを求める人だけを対象にしています。
毎年、同誌主催のアーティスト・オブ・ジ・イヤーに
選ばれた画家の画集と共に読者に送られます。

一方、スペインを代表する一流アーティストと、
ワイン・メーカーをリンクさせた、世界に
ひとつしかないワインを造ろうという計画が起こりました。

この醸造所の名は、雑誌の名をとり「ボデガ・マタドール」としました。
ワインの名にはその年のアーティスト名が与えられ(このシェリーはスカリー)、
エチケットにもそのアーティストの作品を使用します。
ワインは毎年異なる有名生産者によって造られ、
そのためワインの内容は変わりますが、常に超最高品質を目指し、
ワインとしてもアートとしても価値の高いレベルとなっています。

1999年はワインの企画責任をテルモ・ロドリゲスが務めています。
販売に関しては、非常に限られた生産量であるために、
雑誌のメンバー、博物館、予め割り当てを受けたレストラン、
そして国内外の極限られたワイン収集家たちへと送られています。

それぞれにボトル・ナンバーが打印されていますが、
極めて本数が少ない為、試飲した2本はNo.000050を中心にした、
三桁に届くか届かないものです。
シェリー・ファンは飲んで損はない究極の一本と言えるでしょう。

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