06-09-14ボージョレ・ヌーヴォー [05] 造り手毎のレポート2

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続けて、2005年11月に飲み比べた16品目のレポート。

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5.Ch.マラドレ ボージョレ・ヴィラージュ
ブルゴーニュは“ドメーヌ”と呼ばれる場合が多いが、
この造り手は自らシャトーを名乗る。
場所はクリュ・ボージョレのブルイィ村の近く
“サンジュリアン村”(ボージョレ地区にもこの名の村がある)。
従って、当然ヴィラージュものになる。

1860年創設だが、少し前から高品質を目指し、
年々品質が上昇している造り手。
樹齢30~50年という古木、収量は35hL/haと絞り込んでいて、
なかなかの凝縮感を得ている。

発酵はセミ・マセラシオン・カルボニックの上に、
一部を30~50hLの樫大樽で熟成・一部はタンク熟成で
それをブレンドするので、微妙な深みと旨味が根底にある。

[品 質→ 普通 良い 優良 ●秀逸  最高]
[質対価→ 普通 良い 優良  秀逸 ●最高]今回、コストが低く最高。

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6.Dm.サンダー  ボージョレ
ヴィラージュにはならない村、
平均樹齢30年の限定区画から造られる。
ウリは、「ノン・フィルトレ」つまり、フィルターがけ無し。
そう聞いて、どんな状態のワインだろう…
と初年度はワクワクしたけど、ちゃんと澄んでいる。

ろ過という行程は行わず成分は残しながらも
清澄という行程は行っている…という事だと思う。

フィルターがけしているバージョンに比べて
深く複雑な味わい。幾分、タンニンも多いようで
フィニッシュも少し締め上がる印象。
酸のイキが良く、和食系の方が相性が良いだろうか?と思った。

ラベルが、「長靴を履いた猫」。これは結構可愛らしい。
品質も通常モノよりは上にあり、
プレゼントなどには好適かと思う。

[品 質→ 普通 良い ●優良  秀逸 最高]秀逸に届かず。
[質対価→ 普通 良い  優良 ●秀逸 最高]優良~秀逸の中間?

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7.ラブレ・ロワ   ボージョレ

ラブレ・ロワが造ったもので、ドメーヌ扱いとして良いだろう。
このワインも6.と同じく、ノン・フィルトレなのである。
また、その状態も同じく、ちゃんと澄んでいる。

2005年のこのワインについては、賛否が真っ二つとなった。
味のスタイルとして、フレッシュで果実味があって、
ヌーヴォーとしてはタンニンが相応にあって
複雑である…という点は間違いない。
ただ、酸が一筋通っており、それが好き嫌いを分ける結果となった。
参加者12人中、◎6人、△1人、×5人。

スッキリ通った酸が好きな方にはより好まれるだろう。

[品 質→ 普通 良い ●優良 秀逸 最高]秀逸に届かず。
[質対価→ 普通 良い ●優良 秀逸 最高]優良~秀逸の中間?

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8.Dm.ピネィ ボージョレ・ヴィラージュ
100113_20
今年2006年には入荷しない事になった。
2005年物は、かなり複雑で飲み応えがあっただけに
ちょっと残念な気がする。

[品 質→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高]
[質対価→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高]
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ボージョレ・ヌーヴォーの飲み比べの中に、
これらのレベルが入っていたなら、
多くの人がより面白く感じてくれるに違いない。

しかしこのレベルのボージョレ・ヌーヴォーさえ、
まだそれほど飲まれていないようだ。

[To Be Continued..]

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