07-0515マッキオーレ ボルゲリ・ロッソ 2005

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ここの所、イマイチ驚きが少ないイタリアワイン。
コストパフォーマンスの良さはピカイチだったのに…

そんな思いを抱えている時に、今年もやって来ましたマッキオーレ。
相変わらず、と、メッソリオ(メルロー)に対する
厳しい抱き合わせ条件ではあるが、今回はちょっとばかり期待が持てる。

なぜなら、スクリオとメッソリオが共に2003年、
マッキオーレのボルゲリ・ロッソが2005年
と、共に超豊作年の組み合わせなのだ。

思い出せば昨年に入荷したベーシックラインの2品、
この年号が最後になる…という、看板ワインのマッキオーレのセカンド、
ウルティマアンナータ2003年は結構気に入った。
だけどもう、これは蔵元が造らないとのこと。残念!

同じく昨年入荷したマッキオーレ ボルゲリ・ロッソ2004年は、
セカンドでなく、この銘柄として独立させる…と聞いていたが、
相応のデキで、価格を大きく上回る品質とは感じなかった。
(各紙絶賛だったようだが、私自身としては相応の品質と評価)

この銘柄が、初めての試みであった事もあるだろうし、
どうも私自身にとって、2004年というヴィンテージの
このワインは、ピンとこなかった。

しかし今年の入荷は、超豊作年と言われる2005年だ。
蔵元も昨年よりは必ず良いものを出して来るに違いない…
と判断し、いつものようにエノテカ・オステリア煉天地で
(大きな期待を持って)試飲をしてみた。

ボトル外観は、2004年と同じ。
ウルティマアンナータの可愛らしいイラスト
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ではなく、
道とそこに生えている一本の木をデザインした筆絵。
個人的にはウルティマアンナータのイラストが好きなのだが…
と思いながら、ソムリエールがグラスに注いでくれる液体に見入る。

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こ、濃いなぁ…。
これはイケそう。
外観からだけでも、十分に期待を持たせるものがある。
コルクは並級の長さ、しかしテーパーがきつい印象。
一方がかなり広がっている。
ボルゲリ・ロッソ[2005]
レ・マッキオーレ

2,688円 (税込)

抜いてすぐは、香は閉じ気味だが、
赤の果実系とスパイシーなフレンチオーク系の香を感じる。
少しだけ口に入れてみて、わぉ!…という感じ。
これは昨年とは違う。
3分ほど間をあけて再トライ。

十分な果実味と、力強いボディ。余韻が止まらない。
余韻が何秒続くか…と考えなければならないほど。
上出来だ。
いくら?これ…と煉天地のソムリエールが聞いて来るほど、
高そうな味わいを持っている。

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「小売り希望価格が3,360円」
と私が言ったのを聞いて、
「十分5,000円超級、最近の感覚なら7~8,000円と言われても
仕方がないほどのワイン」
とお気に入りの模様。

実際、この2005年はコストパフォーマンスが極めて高い。

深い色合いから、様々な果実が湧き上がる。
メルロー50%、カベルネフラン30%、サンジョヴェーゼ15%、
シラー5%…と、緻密な構成から立ち上がる香は、
ブラックチェリー、プルーン、レッドカラント、
そして胡椒などのスパイス、ほのかなヴァニラ…。

そして必要十分しっかり詰まったボディは、
オーク樽で10ヶ月熟成(新樽使ってないそうだ)に支えられながら、
止めどない余韻へと続いていく。

ここで煉天地特製のナポリ風ピザと合わせてみる。
一段とマイルドで滑らかに感じられ、
より美味しさが湧き上がる。

ゴルゴンゾーラのピザも良く合ったが、
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トマトソースとツナ・モッツァレラの方が更にマッチ。
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お料理との相性が、かなり良いと感じられる。

このワインは、買って損はない。
久々のイタリア・ワインのヒットと言えるだろう。

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