08-0323ベルンハルト・フーバー来訪記念[02]マルターディンガー

Pocket

キリスト教・シトー会。
開墾し、祈る。粗食に耐え、地面に伏して眠る。
そしてまた祈る…。

自らを厳しく律しただけでなく、
開墾した場所に植えたのは葡萄、
彼らこそピノノワールを広めた立役者だった。

100211_2

ブルクンドのヴォージュ山脈を越えてやって来て、
黒い森(シュヴァルツ・ヴァルト)の南端のこの村で
やはり同じように開墾し、祈り、地に伏して眠った。
そして植えた葡萄は、彼らの起点=ブルクンド周辺と同じピノノワール。

より良い作柄を得ようと努力する彼らにとって、
緯度が故郷と大差ないこの地は、
その実力を発揮するに十分な場所となったようだ。

だからこそ当時、世界最高の赤を造り、
「マルターディンガー」
というブランドが確立できたのだろう。
現在ピノノワールの別名としても登録されている葡萄名である。

34p1
フーバー 》ユンゲレーベン《
シュペートブルクンダー
QBA トロッケン

ピノノワールの栽培が難しいのは、世界中どこでも同じ。
自分の故郷で、遙か昔といえど、世界最高品質の赤が造られていた…
と知ったベルンハルトの血が騒がぬ訳がない。
故郷を愛し、ピノノワールを造る技量と意思があるからなおさらである。

100211_3

国際舞台では全く認知されていないドイツの赤、
しかも高い栽培・醸造技術を求められるピノノワール…
という困難な道だからこそ、
彼の心はよけいに熱くなったのかも知れない。

[To Be Continued…]

フーバー醸造所のワインはこちらから購入できます↓
フーバー醸造所のワインはこちらから購入できます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です