09-0526変化する味構成、隠れたラインを楽しめたら通?

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ロリッヒャー・プファフェンヴィス
リースリング カビネット トロッケン
カール・オッテス醸造所
Lorcher Pfaffenwies Riesling Kabinett Trocken
Weingut Karl Ottes

100225_27

スタートの温度は5℃と低かったせいか、
出足は弱腰で、香も弱めな印象。
しかし、低温でもボディはグッと膨らみ、
余韻はかなり長めに感じます。

冷やし過ぎた状態で抜栓直後という、
立ち上がり時点だけで判断してはならない典型的な構成のような気がします。

案の定、空気に触れ、開いてくると徐々に、香と味が立ち上がってきます。
少し時間がかかってしまうのが、リーファー運送と、セラー貯蔵の証なのでしょう。
(常温陳列のものに比べてスタートは眠った状態なのです)

そして40分経過。柑橘系のグレープフルーツやミカン。
青リンゴやハチミツ。そして白い花やゴム…といった
リースリングのお約束が美しく確かに立ち上がってくれました。

スタート時点では、強烈な締まりと余韻の長さを感じたのですが、
開くと、辛口らしい心地良いボディでスッキリとした酸、
適度に締まる余韻と、味の切れ上がりに、構成が移行していきました。

抜栓後すぐと、時間が経過して開いた後では、風味の要素・構成が
まったく変わってしまうタイプのワイン。
これは、詳細なアドバイスを提供する必要がある特性と言えるでしょう。

でも開ききれば、心地良い辛口。和食を中心にして、どんなお料理もOK間違いなし。
この特性を理解し、コントロールできれば通人。
できそうにない人には腰を据えて向かう事を伝えなければならないワイン…と言えるかも。

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