06-1030 カリフォルニアワイン・グランドテイスティング2006大阪 [03]

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この催しに出かける気持ちになったのは、

堀 賢一
ワインインスティテュート  の名前で、

「カリフォルニアワイン・グランドテイスティングと題した、
過去最大規模の試飲会とセミナーを行わせていただきます。
お時間がございましたら、是非お立ち寄りください」

というメールが来たからだ。
まぁ、堀 賢一さんの名前は、団体として使っているに過ぎないにしても
余り受けた事のないアメリカのワインに関するセミナーも開催されるとあらば、
私自身にとってまだ未開拓部分が多いカリフォルニア・ワイン、
定休日の月曜日と合ったとなればぜひ行かなければなるまい
…そう思って出かける気になった。

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しかしながら、前にスペイン商務省が東京で行ったイベントのように、
事前にfaxを送る指示に従ったにも関わらず
「満席なので空きがあればね」と、
信じられない事を言われる可能性があるので、
セミナーの席の確保だけは確実に行わなければならない。

送られてきたメールアドレスに、
セミナーは間違いなく参加できるのか?
と問い合わせたら、すぐに「招待状」を添付して返信してくれた。
この対応の早さと確実さは感激モノだった。

さらにカリフォルニア・インスティチュートは
アメリカ的なサービス精神で、参加者を喜ばせる手段を心得ているようだ。
実際、会場に行くと、堀 賢一さん本人が、入口に立ち、
挨拶と握手を繰り返しているのだ。
これはちょっと驚きだった。
(主催者は、大抵、上から見下ろす位置に居るから)

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会場には、多くの輸入業者がブースを展開していた。
付き合いのある業者も多いので、
気合いを入れて次々と飲んでいく。
時間的には1:00~5:00で、セミナーの1時間30分を引くと
2時間30分しかない。
どこまでイケるかな…と思っていたのだが、
思いの外、進まない。
できれば、余り聞いた事のない業者も飲んでみたいのだ。

進まない理由は、どうやらアルコール度数の高さにあると思われる。
近年、南仏などで14.5%というアルコール表示のワインに遭遇すると
その酔いに閉口してしまうのだが、それを遙かに越えた
15.6%とか16.3%などという表記が次々と現れる。

私自身、会場では飲める限り味を利き、
記録に残すようにしている。
書いていたのでは時間のロスなので、
今回ICレコーダーを買ったのだ。

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しかしこのアルコール度数の高さは、
その思いを阻む。
これがカリフォルニア、今回特に多い南寄りのパソロブルスの特徴…
なのだろうが、強烈。

1時から飲み続け、3時から始まるセミナー
「カリフォルニアワインの新天地 パソ・ロブルス」
の席に着いた時には、
すべて試飲ワインは喉を通さなかったにもかかわらず、
かなり深い酔いを抱えていた。

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セミナーではクリス・ヴィックス氏の英語を訳す堀健一氏。
二人とも優しい声の上に、スライドをはっきり見せるために
照明を少し暗くした頃から、記憶が途切れた。
…多分、15分位は寝てしまったのだろう。

ふと我にかえると、ワインの説明が始まっている。
テーブルの上の試飲ワインを飲みながら、
さらにセミナーを受ける。

会場の一人がアメリカンとフレンチのオークの香の違いについて質問した。
これに対する堀賢一氏の説明は、質問者の意図を越えた領域に
踏み込んだもので、ずいぶん勉強になった。

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我々自身、国によって単純に、特性を色分けすれば良いような
錯覚に陥っているが、乾燥や取置の処理が違えば、
同じ国であっても当然ながら特性が変わる。
これから先、ワインと同じく樽についても、
複雑さと多様性を持つ可能性を考慮しなければ…
と感じた。

試飲ワインの中には、取り扱いのカストロ・セラーズもあったりして、
結構リラックスして臨めた。

カストロ・セラーズ
カベルネ・ソーヴィニヨン
パソ・ロブレス[1998]

2,625円 (税込)
セミナーで出されたのはジンファンデル。当店在庫はカベルネ。

セミナーが終わり、残り30分を使って
試飲をするんだ!って気合いを入れて席を立ったものの
足下がおぼつかない。

でも、気合いを入れてあと4件、駆け抜けた。
最後に近づけば、結構楽しめる。
高価なワインであっても、残っていたら
遠慮なく注いでくれる。

5時までとなっていても、結局5時15分まで飲んだ。
まさに千鳥足での帰途、このまま辿り着けるかどうか…
不安を抱えながら駅へ歩いた。
そのヨタヨタとは対照的に、カリフォルニア・ワインの味わいと
楽しさ、対応の良さに気を良くした試飲会だった。

開催スタッフと参加醸造所・輸入業者に感謝の意を贈りたい。
ありがとうございました。

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