08-0808 倉敷美観地区のフテューラ・フルール

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Wifeが娘に夕食指南をしていて出発がちょっと遅れる。
約束の19:00まで4分を切ってしまい慌てて出発。

前を小走りで行くのは、今日の参加者M君。
遅れるのは我々だけではなくなったので一安心。
と言いながら、15秒遅れで店に到着。

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この店にコース設定はない。
その日の素材を見て、料理を決める。
お任せしておけば、それなりの物が出てくる。
お料理に合わせて、人数が6人居れば
調味料のごとくワインを選んでいく楽しみがある。

オードブルはキスのカルパッチョとフレンチキャビア

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ここでは、シャンパン アンリオ スーヴェラン。

そして自家製オイルサーディン。

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次のワインは、ヴァン・ド・ペイ シャルドネ。
喧嘩をしない物が良いと考え、シュールダルクを選択。

が、グラスに注ぐとブショネ。
弱度ではあるが、これはどうにもならない…。
で、次に出して貰ったのは、同じくヴァン・ド・ペイのフォンタネル。

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最初は温度が低いとフルーティーさだけが見えて
やや閉じ気味の香り。
しかし出てきたスープ
カボチャとオレンジの冷製。

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この余韻の中に仄かに感じるオレンジが
ワインが開いて出てくる柑橘の香と絶妙にマッチ。
スープに合わせる、なんて不可能…
そんな思い込みを払拭。
見事なスープ。

ワインの消費が、思いの外進む。

真鯛のポワレ

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が出された時、掟破りを思いつく。
ここは、フーバーのユンゲレーベンを在庫している。

白い魚にピノノワール…なんてブルゴーニュしか知らない時は
考えもしなかった。
しかし、シャンパン、白と飲んだ後。
次のメインディッシュの赤とは違うワインが飲みたい。
セオリーは白。

敢えてフーバーのシュペートブルクンダー。

どうよ、これ。

え?なぜ赤?
という声が参加者から漏れる。

いつもサープライズがあって嬉しいというMさん。
彼の本質を衝く言葉に、私自身もモノを新しい角度で見る事ができる。
フーバーのユンゲレーベンに

「ピノノワールのワインは、いつもどこかでブルゴーニュの存在を感じる。
真似もあり否定もある。
しかしこのワインには、ブルゴーニュの影を感じない。
独自の存在だ」

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凄い。若くても社長をするだけある人物だ。
シトー派のテネンバッハ修道院建立、
そして、世界最高と謳われた700年前の
“マルターディンガー”(ピノノワール葡萄の別名)
の脈々と続く系譜。

その姿を現代に甦らせたフーバー氏の思いを
液体から読み取り、表現する能力には感服。
分かる人には分かる。
そのマリアージュの絶妙さにも感服。

しばし、そのワインの深い味わいに酔う。
ミディアム・ライトながらも、深く飽きさせない味わい。
イヤミの無い美しい香り。
かわいらしさを含んだ微妙なエレガンス。

これのワインは、ある意味、日本人にとって
最も使い易いワインと言えるかも知れない。

さてお料理はメインディッシュへ…
四万十ポークのロースト

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本来ならば柔らかい味わいの赤なのだが、
赤好きの皆の心を捉えるには、相応のワインでなければならぬ。
と言っても強すぎるとお料理を押してしまう。

そんなシチュエーションにピッタリのワインがリストにある。
シャトー・ローザンガシ 2001年

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格付品であるが、それほど濃密ではない。
かと言って深さが無い訳でもない。
ほどほどに弱いボディが四万十ポークにちょうど良い。

…って言いながら、後はワインをゆったりと飲んでいく。

これで会計が6人で40,000円に届かなかったのだから
チョッと驚き。

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この店は、ゆっくりとワインを飲みながら、食べて
時間を過ごすには最高!

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