06-1128 ボージョレ・ヌーヴォー2006 飲み比べ[05] ドメーヌ物Nr.1 リュエ

レベルが高いボージョレを造っていた生産者に
ヌーヴォーを造らせれば、それは相応(以上に?)に
良い結果をもたらすのは間違いないだろう。

このリュエは、最高の10村の一つ、
ブルイィに1926年設立されたドメーヌ。
所有畑は16haとボージョレとすれば比較的狭く
ブルイィを初めとしたクリュ・ボージョレを得意とする
品質重視の蔵元。

「自然環境を大切にした栽培・醸造」を進める団体
“テラ・ヴィティス”の創始者の一人でもある…
という点から期待は十分にあった。

日本向けに平均樹齢50年の6haから
1000箱限定で造ったのがこのワイン。

       
  ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー
     Dm.リュエ  [2006]

    2,562円 (税込)

バランス感良い味わい。
パワフルとかいう方向でなく、しっかりと深く
多くの味わいと香を持つに至っている。
華やかな、果実の多用な香があるのだが、
それが飛び散るように攻めてくるスタイルでなく、
節度を持って調和する…という印象。

ちょうどこの順番で飲んでいた会場では、
ネゴシアン物とドメーヌ物の明らかな差を実感、
「うまい!」という声があちこちで上がる結果となった。

今年、ネゴシアン物からこの銘柄に切り替えた
ステーキハウスが3日で完売、追加注文が来たため、
在庫僅少となっている。

[品 質→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高]
[質:価→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高]

[To Be Continued…]

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