お料理メニューに対応させるワインは、
スタートのオードブルに対応させる物から
決まっていく事も多い。
何と言っても、最初にお客様に接する部分だから。
ここでインパクトを与え、後は魚や肉料理…と
少しブレがあっても許されるだろう…って事になる。
それだけ、最初は大切なのだ。
しかし、今回のシェフは、三つ星レストランである
ジョルジュ・ブランで修行した経歴。
スタートは、シャンパン…を使うよりも
ジョルジュ・ブランのセレクションの
クレマン・ド・ブルゴーニュで、シェフの世界へと誘いたい。
だから、食前酒に敢えてシャンパンを使わなかった。
予算が豊かになる分、本数を増やし、よりジョルジュ・ブランの
優しい泡立ちを楽しんで貰えたら…
と25人の参加者に4本を用意した。
クレマン・ド・ブルゴーニュ ブリュッ
ブラン・ド・ブラン
ジョルジュ・ブラン
ある意味、質だけでなく、量的な豊かさも
お料理とのマリアージュを考えて、
導入部には必要…と考えた。
これで、食前~オードブルまで、
飲む量が少ない人によっては魚料理まで
クレマン・ド・ブルゴーニュで通せるだろう…
と目論んだのである。
[To Be Continued…]