Non がんこおやじの手造りワイン
仲村わいん工房
Part05
スゴく高いのかな?
と、販売価格を調べてみると、驚くなかれ
税込みで2千円を切っています。
もう、私のする事は一つしかありません。
東京でロックで暴れまくった疲れを、
次の週の休日には癒すつもりでした。
しかし、このワインを造っている場所が大阪…
なんて知ったからには、ワイン屋として、
いえワイン好きとしては黙って居られません。
妻に、「車に乗せて行ってくれ!」
と頼んだのですが、ソムリエールである彼女は、
「私も飲まなくちゃ!」と。
そこで、こだま往復切符で行く事にしました。
どんな人が造っているのでしょう。
どんな葡萄畑なのでしょう。
こんなワインを造れる人はどんな考えを持っているのでしょう?
そしてまた、こんなワインが日本で造られているならば、
なんとしてもワイン屋として、販売しなければなりません。
とにかくこのワインと造り手に会いに行かなければ。
体力的に疲れ、モロくなっていた圧着コルクのような心は、
このワインによって一瞬にして再圧縮され、
「仲村わいん工房」という焼き印を押し付けられたような気分でした。