デアノイエ 第3弾! 赤!!

2009 プリメルス ドルンフェルダー ロートヴァイン トロッケン
エルンスト・ブレッツ家
Primerus Q.b.A Dornfelder Rotwein Trocken
Ernst Bretz

ラインヘッセン地方のデアノイエの赤。
Rotwein(ロートヴァイン)の表記通り、完璧な赤。一昔前のドイツの赤は、色素が薄く、
ロゼと見間違ってたが、これは気持ち良く濃い。
中心部分は、黒、そしてエッジは明確に紫。
深い色合いの液体は、グラスで揺すると
足にもしっかりと色を残してゆったりと落ちる。

香はドルンフェルダーの特徴的な花・桃・果実。
口に含むと滑らかさと果実味から、実体より甘く感じる。
が、トロッケンの表示通り、残糖はほとんど無し。

味構成の中で、舌触りの艶やかさは秀逸。
一方、味わいの“深み”はさほどではないので
浅薄かと勘違いしそうになる。

しかし、広がりと厚みは十分にあり、ミディアムボディは越えて
新酒のくせに?フルボディの一歩手前。

この葡萄はヘルフェンシュタイナーとヘロルドレーベの交配種で、
凄い濃度を得られる、ほぼドイツだけが使う葡萄。

かつて、このドルンフェルダーを飲んだ初めの頃は、違和感を感じた。
何か似通ったスタイルを世界のワインの中で探そう…と
躍起になったのに見つからないから余計に苛立った。

しかし、このワインを飲んで、朧気ながら、
ドルンフェルダーという葡萄は(造り手の技量によるが)、
特別な世界を構築している…と認識させられたように思う。
世界中のどのワインの真似でもなく、
ポリフェノール満載の、新しいカテゴリーの創出。

濃度・ボディ・滑らかさ…
アルコール度数は13.5%に達した飲み応え。
焼き肉のタレの少し甘めなものなどに合わせたとすれば、
これは更に異世界への扉を開けそうな…そんな気にさせてくれる仕上がりだ。

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