09-1119 今、飲んでます。2009ヌーヴォー!

2009 ボージョレ・ヌーヴォー
カンソン社

Beaujolais Nouveau
J.L.Quinson

wp6901_1歴史的なヴィンテージ!
って今年2009年の事を言ってるのを聞けば
やっぱり飲まずばならないでしょ。

でも本音を言うと、この造り手は、
良い年にはそこそこ、悪い年には良い…
という偏屈?とも思える作り手。
だから、豊作と言われる今年、
ちょっとばかりびくびくしながら飲んでみました。

wp6901_2今年から、零細店にも供給され始めたペットボトル。
その実力、状態は?…
という点もチェック・ポイント。

でも心配は不要でした。
すこぶる快調。

グラスに注げば、濃い色合い。
もちろん、若さの象徴である紫のトーンはあるのだけど、
その濃さが十分過ぎるほどに濃いのです。
少し前のヌーヴォーって、これほどではなかったはず。
足にも色を感じるほど。

wp6901_3ほんのわずか発泡を感じたりもしますが、
悪い要素ではありません。
香は、赤い果実、バナナなど…。
確かに派手なんですが、飛び散ったような嫌らしさはありません。

おいおい、こんなペット容器で、
スクリューキャップで、
ここまでの実力を発揮するの…。
派手すぎず、こぢんまりとまとまり、
嫌味の少ないバランス。

wp6901_4確かにパワーはさほどでも無い。けど、
このヌーヴォーの販売価格は、1,290円!
このリーズナブル・プライスも魅力だけど、
余り派手になりすぎない風味は、
食材との調和を見事にこなしていきます。

たまたまwifeが肉まんを作っってくれたので
夜のパーティーが、これでスタートしました。
こんな食材にも合わせられるフレキシビリティ。
このヌーヴォーは、間違いなく、『手軽』に楽しめます。

ただ、注意が必要なのは、ボトルが軽い上に小振り。
いつもと同じ調子でグラスに注ぐと、アッと言う間に
飲み干してしまいます。
飲み過ぎ注意!
最高のコスパです。

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