花ぶるいと間引き【仲村わいん工房】

Non がんこおやじの手造りワイン
仲村わいん工房
Part13

メルロー、カベルネ、ミツオレッドが
植えられているメインの小ヶ谷畑を離れ、
次は三ツ辻畑へと向かう。

道は狭い、というよりも無い。
だが、慣れてるから…と、ガタガタぶんぶん
ものともせず走る走る。
ブレ防止付きカメラでもこの通り。

三叉路・鋭角交差点をバックで折り返し
辿り着いたのは、三ツ辻畑。

仲村ワイン14

蚊が多いので車から降りないように…
と言うこの畑には、マスカットベリーA、
それからデラウエアが植えられています。

マスカットベリーAは赤品種ですが、
白にもちゃんと取り組んでいる姿が見えました。

マスカットベリーAは、花ぶるい
(養分が新梢の生育に奪われ、実の肥大に
行き届かない)をおこしてまばらな粒状態。

仲村ワイン007

しかしワイン用として考えた時、
決して悪いことではない…と仰ってました。

「間引き」についても、私は今までの知識を
覆す必要が生じました。

1本の樹に2房だ…なんて宣伝している
造り手も居ますが、
最初からそんな間引きをすると、
樹の吸い上げた水と養分がそこに集中し、
実が弾け飛んでしまう…とのこと。

房を落とすタイミングを、上手く見計らうのは至難だ…
仲村さんのこの言葉で、机上の勉強と、現実では
かなりの隔たりを実感させられたような気がしました。

[To Be Continued…]

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