2009年新酒・一番乗り!デアノイエ!

2009 デア・ノイエ ライニッシャー・ラントヴァイン
ロマヌスケラライ社
Der Neue Rheinischer Landwein Halbtrocken

手早い収穫と醸造、
そして高速船のおかげで、
何と10月末日に届くようになった
ラインヘッセン地方のデア・ノイエ。ランク的には、Q.b.A.の下のラントヴァインとはいえ、
土地の風味を織り込むことを義務づけられた等級だけに
毎年、作柄を感じさせながら、ちゃんと楽しませてくれる。
届くのが早いのに加えて、何と言っても嬉しいのは、価格。

定価1,050円、実売価格は840円というリーズナブルさ。
でも、下手をすれば不味い?…と思わせる値段だけに
飲んでみなければ、売る事もできない。

と、いうことで、早々にテイスティング。
外観は、緑のトーンを持った薄い色合い。
クリアーで、透明感がある。

香は、雨不足で太陽にローストされたのだろうか、
この2009年は、心地良い焦げ臭が漂う。
もちろん、フレッシュかつフルーティーという基本は
キッチリ守られている。

ハルプトロッケン(中辛口)の表示だが、
リンゴ酸が多く、“ほのかな辛口”という表現で良いだろう。
ライトボディで、後味はすっきり。余韻は短く、
次の一杯を!とついつい進んでしまいそうな口当たり。
でもちゃんとアルコールは10%あるので飲み過ぎ注意!!

花のブーケをあしらったような、新鮮なワイン、
和食全般、ハム、ソーセージ、お料理全般と合わせられそう。
今年収穫の飲み易さ、2009年を知るには良いワインだ。

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