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08-0808ベルンハルト・フーバー来訪記念[30]赤1(2)ユンゲレーベン

┏━┓┏1.ユンゲレーベン
┃赤┣╋2.マルターディンガー
┗━┛┠ (アルテレーベン)
┗3.レゼルヴェ

フーバー醸造所の生産ワインは、
本来は上記のように2.と3.の間に
アルテレーベンというグレードがあるが、
予算と時間の関係で今回のセミナーでのリストからは割愛。

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まずは、赤1.(レジメでは4番)のユンゲレーベンについて…である。
同醸造所のベースラインであり、樹齢は4~12年。
単位面積あたりの収量は60~65hL/ha。
この収量は標準的なレベルと言って良いだろう。

「上(葡萄の房)は思い切ったも剪定をしているが、
根はまだ思うほど下まで伸びていないと思ってる。」

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…とフーバーさん言うのだが、植樹3年目の収穫から、
かなりの品質を造り出すワイナリーは、近年ではそこそこある。
ましてや樹齢12年に近づいた、慈しみで育てた樹々達である。
低レベルであるはずはない。
フーバーさんが、「思うほど下まで」伸びる…というのは
一体どの程度を言うのだろうか。

醸造法は伝統的な醸し発酵。
寒いドイツだから何か特殊な事を行うかと思ってたが
それは一切なかった。
発酵温度は28~32℃の温度。

「ドイツなのこの色の濃さは!」…なんて言うのは遙か昔。
このセミナーに参加した人達は、当たり前に
ブルゴーニュ・ワインと同じレベルで見ている。
いや、それ以上の一般的な赤ワインとして見ているのだ。
だから気づいてないのだけれど、この色の濃さはスゴい。

ピノノワールは潰しても透明な果汁しか出てこない。
赤い色を付けるには醸し発酵が必要だ。
フーバー醸造所では果皮を漬け込むのは22~24日間。
普段の年は徐梗を行うが、年によっては残す事もある。
発酵が始まると1日3回果帽を突く。

発酵すると熱が出て、これによって色も出る。
醸造所によっては人為的に温度を上げ、より色を出させる場合もある。
が、フーバー醸造所では一切そういう事は行わない。
それが素直で美しくクリアーな風味の秘密。

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ユンゲレーベン

ユンゲレーベンは、ブルゴーニュ・ルージュと同じランク…
とセミナーでは説明したが、価格的にも3,990円(税込み)で、
一般的なそれより1,000円ほど高い。
しかしその高さは間違いなく品質に現れている。

もしフーバー醸造所のワインを知ろうとするならば、
ベーシック・ラインながらこれほど適役はない…
と私は思うのだ。

[To Be Continued…]

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