06-1128ボージョレ・ヌーヴォー2006 飲み比べ [04] 高品質な栽培農家と契約しているネゴシアン物

ボージョレ・ヌーヴォーもブルゴーニュのワインである以上、
どうしてもネゴシアン物か、ドメーヌ物か?を考える必要がある。
しかし、ネゴシアン(酒商人)物だったとしても、
質の高い農家と、そうでない農家では
当然ながら大きく品質が変わってくる。

このルイ・テットは、ボージョレ専門のネゴシアンであるだけに
優良な農家との絆が強い。

規格をクリアーするだけのネゴシアンと、
最高の原料葡萄を集められるネゴシアンとでは
その差が出て当然である。

このワインが入れられている瓶をPotと呼び、
百年前に流通していた瓶を復刻したとの事。
そして現在、POT瓶を使うのは、優良な品質が
認められたものに限る…との事。

ワイン法に規定されているわけでもないが、
暗黙の了解として通るキメゴトなのだろうが、
なかなかカッコ良いのは事実だ。

       
  ボージョレー・ヌーヴォー ルイ・テット[2006]
    価格 2,310円 (税込)

品質的には、バランス良く、少しだけ高品質を
感じさせる。

       
  ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー ルイ・テット[2006]
    2,478円 (税込)

ただしそれは、今年の作柄の関係からだろうか、
他社が品質を上げてきている印象があり、
頭一つ抜け出したというものではなく、
強いて言うなら頭の皮一枚、上に出た程度。

この外観がお気に召せば、これに勝るものなし…
という所だろう。

[品 質→ 普通 良い ●優良 秀逸 最高]
[質対価→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高]

[To Be Continued…]

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