ボージョレ・ヌーヴォーもブルゴーニュのワインである以上、
どうしてもネゴシアン物か、ドメーヌ物か?を考える必要がある。
しかし、ネゴシアン(酒商人)物だったとしても、
質の高い農家と、そうでない農家では
当然ながら大きく品質が変わってくる。
このルイ・テットは、ボージョレ専門のネゴシアンであるだけに
優良な農家との絆が強い。
規格をクリアーするだけのネゴシアンと、
最高の原料葡萄を集められるネゴシアンとでは
その差が出て当然である。
このワインが入れられている瓶をPotと呼び、
百年前に流通していた瓶を復刻したとの事。
そして現在、POT瓶を使うのは、優良な品質が
認められたものに限る…との事。
ワイン法に規定されているわけでもないが、
暗黙の了解として通るキメゴトなのだろうが、
なかなかカッコ良いのは事実だ。
ボージョレー・ヌーヴォー ルイ・テット[2006]
価格 2,310円 (税込)
品質的には、バランス良く、少しだけ高品質を
感じさせる。
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー ルイ・テット[2006]
2,478円 (税込)
ただしそれは、今年の作柄の関係からだろうか、
他社が品質を上げてきている印象があり、
頭一つ抜け出したというものではなく、
強いて言うなら頭の皮一枚、上に出た程度。
この外観がお気に召せば、これに勝るものなし…
という所だろう。
[品 質→ 普通 良い ●優良 秀逸 最高]
[質対価→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高]
[To Be Continued…]