08-0414ベルンハルト・フーバー来訪記念[15]来てくれるって!?

憧れの人物。
誰しも心に抱くスターが居るだろう。
この業界に居て良かったと思えるのは、
遠い存在のスター達に、光栄にも会えるチャンスがある事だ。

時として、こちらから出かけて行くのではなく、
そのスターが降臨してくれる事さえあり、冥利に尽きる。

野球少年は、イチローや松井に会えば感激するだろうし、
サッカーファンは、ベッカムに会えるとなれば天にも昇る心地だろう。
私にとってそんな、いやそれ以上の人物。
ベルンハルト・フーバー。

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シュペートブルクンダー(ピノノワール)
の最高の造り手の一人。

2000年、彼のワインに出会い、驚いた。
そして年が変わる毎に飲み、また思いを心に刻んだ。
繰り返す出会いと感動は、憧れへと育っていく。

「ドイツの赤は緯度が高いから」…と低く見ていた自分が、
こんなスゴいものがドイツの赤にあるのだ!
と胸を張って言えるようになっていた。

いや逆に、ドイツという国の枠を越えなければ
ピノノワールは語れない…という領域を教えてくれた造り手。

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フーバー シュペートブルクンダー アルテレーベン Q.b.A トロッケン[2000] 750ml

来てくれる…と話が決まった時、
私は、この仕事に携わっていて良かった…とつくづく思った。

彼と会う事ができる。
彼の話を聞くことができる。
彼の熱い思いを受け取る事ができる。

それは、夢が叶う事。
そしてこの仕事を誠意を込めて行ってきた事への
バッカスからのご褒美…と感じた。

[To Be Continued…]

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