07-0525 大林宣彦監督 [3] 監督のお好み

でも、他人のそら似だったら?
長髪・サングラスの、変な爺ぃさんだったら?
…っていう恐れもあるので、レストランのテーブルに着いた後、
ソムリエールに聞いてみる。

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するとやはりホンモノ。
倉敷芸術科学大学に、特別講師として講演に来たらしい。

私が客として席に着いた時、監督のワインのオーダーが入ったので
ソムリエールが相談に来た。
(最悪、難しいオーダーで、適合在庫がここに無い場合、
私が自分の店まで取りに帰らねば…という覚悟を持って聞いた)

が、優しい監督、そんな難しい注文など出す訳もない。
でもそれだけに下手なものなど出せない。
このリストランテの在庫の中で、監督の舌に最も適合するワインは…
と考え、モンテピローロ(サン・パトリニャーノ)2000年をチョイス。
モンテピローロ[2000]
サンパトリニャーノ

4,200円 (税込)

ソムリエールは、監督の席にワインを選んだ…という事で、
挨拶に行っても良いだろう…と言ってくれたので、
ずぅずぅしくも挨拶に行った。

気が動転しているので、懸命にワインの説明をするだけに終始した。
ワインを飲んだ監督、
「おいしいよ。僕の好みに合ってる」
と優しい言葉。

良かった…と思うその後、ファンである事を伝えたかったのに、
興奮していて、「ハウス」や「転校生」なんていう
作品名さえ出てこなかった。
邪魔しては悪いので、
写真を撮らせて貰った後は、早々に退散し、
興奮を抱えながらこの日のディナーを楽しんだ。

この日は、来店客がやたら多い。
後ろにはドイツから来た技術者集団がワイワイやってる繁盛ぶり。

帰りがけに色紙へのサインをお願いし、
帰宅した。
[To Be Continued…]

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