西之浦…ってんですから、
多分、百年ほど昔は、
海岸だったんでしょうね。
杉玉がいかにも
という顔をして
出迎えてくれます。
シーンとしながら
少し湿った空気。
普通人は余り
踏み込めない
お酒造りの
おごそかな空気が
そこにはありました。
外から見ると、
道に接した
こんな戸が
見えます。
この大きな引き戸を
ゴロゴロゴロ…と
倫子さんに開けて
頂きました。
すると、ど~んと
奥に広がる
スペース。
実は奥側の
梁の間には
タンクが林立
していたのです。
今は取り除かれて
広い空間に
なっています。
タンクの
上から覗いて、
酒造りの手を
入れられるように
スロープが
ついています。
そして、タンク間を
上から渡り歩けるように
ステージが組まれてます。
これは、酒造りの
時に使う重し?
(…後から教えて
貰いました。
これ、タンクを
支えていた土台。)
こんな物体も
まだ片隅に
置かれたままで
なかなかの風情。
いかがでしょうか。
ステージの上で、
フルーティストや、
ヴァイオリニストに
演奏お願いしたりして…
芸のある方は、ぜひ!
もちろん、それを鑑賞しながら
我々は一杯やるんです。
純米、本醸造、普通酒…
無濾過原酒って、チョッと強めのもあったりします。
ケータリングを頼むのもアリ。